企業側としては、本当に再雇用者に対して専門性の発揮や後進の育成を望んでいるのか?
・専門性の発揮・後進の育成・取引先や人脈の継承について期待に応えているとは言えない状態にある
・多くの企業が「モチベーション」と「パフォーマンス」の低さを感じている。
・シニア層が活性化されていないことが若手人材の離転職率に影響与えている。
といった、企業側のシニアに対する見方があるまのは事実。
私、個人的にも正直ちょっと疑問なんですけよね~と、言いますのも・・・
行政と企業の共同主催の講演の打ち合わせで企業の担当の方が、こんな話しをされました。
『出来れば再雇用を選択しないような流れの話しにしてくれませんかね~』。と。
さらに、「再雇用を選択しても、ズルズルと継続雇用を続けるのではなく、積極的に別の世界で挑戦する楽しさを伝えてもらえませんか」と・・・
なるほど・・・そうだよなぁと納得です。
企業さんの意図するところは、もし、再雇用を選んだら作業の一員として働いてほしいということです。求めるのはメンバーシップ。リーダーシップは必要ないということです。
と、言うのも、その企業から社内アンケートの集計を見せてもらいました。
そこには・・・若手からは、
・「口ではなく手を動かしてほしい」
・「聞きもしないのに指導してくる」 ・「早く会社を辞めてもらいたい」
中高年シニラアの私としては読んでいて頭の痛い、ちょっと悲しい回答内容でしたね。
一方で、再雇用者、シニア側としては、後進の人たちへの不満はそれほど大きいものは無く・・・
・「わからないことをそのままにして何も聞いてこない」など・・・
しっかり指導したい気持ちがたくさんありました。
が・・・会社側に対しては、不満がたくさんでしたね。
やはり、専門性の発揮・後進の育成などについて、会社の期待に応えているとは言えない状態にあるんでしょうね。
でも、まぁ、男女ともに7割近くの人が再雇用を選んでいるわけですが、
ミスマッチの状態で再雇用が始まっていることが、あまりにも多いために短期間で退職しています。確かに、現場が混乱している話も耳にします。
需給調整機関での面談でも、不満に耐えかねて退職し、再就職活動される方も多いですからね。
余談になってしまいますが・・・女性よりも我々男性陣の問題を感じます。
ちょっと言いづらいですけど・・・でも、言っちゃいますとね・・・
ほとんどの男性陣は、自分の「鎧」と言うか「価値」を・・・
学歴やら、勤務先やら、給料やら、役職やら、自分の価値を測る基準、この物差しが厄介なんですよね。再雇用によって給料は大きく減って・・・役職はむしり取られて・・・
今まで後輩だった部下だった仲間達を上に見上げることになって・・・
会社から求められるのはリーダーシップじゃなくメンバーシップ。作業員です。
プライドは傷つき、やる気は失せ、心にぽっかり大きな穴が開いて広がっていく・・・
家庭にもいろんな悪影響を与えています。
それでも、来る日も来る日も出勤は続く。
ほんとうに辛いですよね。
その屈辱感やら、むなしさ、すごくよくわかります。さあ、そんな我々シニアはどんな準備をして、どんな気持ちで働いていけば良いのでしょうか???
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